グランドをはさんで真向かいの中島小学校との交流がはじまって29年。 今日は、今年度一年間の活動についての反省会でした。 学校から先生方が集まり、約1時間の会議となりました。
一年生から六年生まで、それぞれの学年にあわせた交流を1年間に数回づつ。 一年生は、芋うえ・草取り・芋ほり・芋パーティ 二年生は、スポーツ交流・ゲーム交流 最終学年である六年生は、地域を巡るウォークラリーなど 交流担当の職員と教諭が主になって計画実施。 中島小学校の学習発表会では、毎年、四年生とゆたか学園の合同発表を行います。 このスタイルの交流を約30年続けてきた中島小学校とゆたか学園。
今日の反省会では 「地域を歩いていると、(数年前の小学生だった)中学・高校生があいさつをしてくれる」 「児童達の利用者に対する自然なまなざしや行動を目にすることが度々あった」 「家庭のなかで、子どもから学園の様子を聞くことがある」(おうちの方が、子ども達によって学園がどんな場所なのかを知った) 「児童達がすてっぷ(学園広報誌)を見て、『○○さんだ』と名前を言っていた」 素敵なコメントがたくさん出てきました。
中島の子ども達は、 「障がいを持つ人と共に生きる」ことを、自然に学んでいるようです。 29年続いてきた歴史のあらわれだと感じています。 子どもは地域の宝。交流で育った心は地域の財産だと思います。
「子ども達は、学園との交流を楽しみにしています」 「利用者の方々は、小学生との交流が大好きです」 それぞれから、こんな言葉も出てきました。 そして、 「教諭と職員同士の交流も楽しい」とも! 苦しみながらや義務感だけでは続くはずがない。 楽しみながらというのは、交流の原点だと思います。
細かい点での反省点や課題をふまえ、来年度はさらに、よりよいものにしましょう! と会議をとじました。
S.Y
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